禁断恋愛


「…なにキレてんの?」
「あ…いえ別に?…」

ふう…と息を吐く。

「姉貴って結構モテるのな」
「…何で?」
「いや…クラスの奴等とか
姉貴のタメの奴等が
言ってたからさ」
「ふ~ん。
雅也もモテてるよ」
「俺はどうでもいい」
「あ、そ…」

この沈黙…
ご飯食べづらい……

「ジュース飲もっと…」

ガタッと席を立って
冷蔵庫に向かった。


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