*Long messerge*上
海は、
涙でいっぱいになる目を涙が出ないように、
じっと我慢していた。






麻燈は、海の存在を感じた。

「・・・・・ありがと」

そういった。

時計を見ると
もうすぐ8:00になろうとしていた。
丁度、海が学校に行く時間。
麻燈は海の方を見返した。

「もうそろそろ・・・・
学校。」

不安だけど海には迷惑をかけられなかった。

海も時計を見る。

「8時かぁ・・・」

海はつぶやく。

「じゃあ・・・そろそろ
行こうかなぁ・・・?」

海は、麻燈の顔を見ながら言う。

「うん。またね」

麻燈は、少し悲しげな声で言った。

海は、手荷物を抱えて
椅子から立ち上がった。
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