*Long messerge*上
そんな2人の姿を、
みんなは幸せそうな目つきで見つめていた。

「何???」

「何だよ???」

2人は、不思議そうにみんなを見つめ返す。

「何にも???」

空も響きも唯も、純もとぼけたふりをしていた。

そんなみんながおかしかった。

みんなは、
荷物を詰め込んだ。

「ありがとね。」

麻燈は、
海に静かに言う。

「なんだよ!!!
急に、しおらしいなぁー」

海は、
麻燈の方を向かず、まだ準備をしながら言う。

「なんか・・・・・
なんかね・・・海にバッカ迷惑かけて・・・・・
なんかいつも頼ってね・・・・・
本当にありがとう」

麻燈は、
急に涙声になり海にお礼を言う。

「お前さぁ・・・・・
そんな事言ったら
俺、怒るぞ???」

海は、少し笑いながら言う。

「どうして?」

麻燈は、
不思議そうに言う。
< 128 / 301 >

この作品をシェア

pagetop