*Long messerge*上
「ありがとな。
そんなに言ってくれるなんて」

海もテレながらお礼を言う。

「いやいや!!!
ほらやろっっ」

麻燈も、
照れ隠しに早く“やろう”と促した。

「なんか・・・・
実感ないけど嬉しい」

麻燈は、
ふと本音をもらした。

「だろ???
まぢ外泊許可、最高」

二人は笑いあった。

その時、
2人は異変に気付いた。

「ねえ、みんながいなくない???」

麻燈は、不思議そうに言う。

「うん」

海もそういう。

「はははっっ」

2人は、声を出して笑った。

別に、何もなかったが楽しかった。

ただ、楽しかったんだ。
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