*Long messerge*上
「へ?」

麻燈は、自分がどんな立場にいるのか分からなくなっていた。

「はい」

麻燈は、ただ呆然と受け答えていた。

その時。


―――ガラガラガラ―――

「はーい!!!
いつもより騒がしいと思ったら、日向が来てたんだな?」

担任の先生らしき人が入ってきた。

みんなは、ゾロゾロと自分の席に座った。

麻燈は、自分の席がどこだか分からなかったので、
その場に立ち尽くしていた。

「あっ、
そうだったな。
日向は・・・・
えっと、そこだ。
あれだ、藤崎の隣だ!!!」

先生は、廊下側の端の方を指差した。

「はい。」

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