*Long messerge*上
「麻燈、今日、そればっかだょぉ」

純が、
麻燈の肩を笑いながら叩く。

「そっかな」

麻燈は、素っ気無く言う。

「うん。
確かに、変だな」

響も空も頷いていた。

――別に、あたしにかまうなっっ

麻燈は、心の中で叫んでいた。

この時はまだ、
自分の中に、
自己中心的な考えがあったのかもしれない。

「………」

麻燈は、黙る。

それから、
沈黙した空気が4人の間に流れた。

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