*Long messerge*上
「純。
ごめん。
あたし職員室に用があるから、
先行ってて」

麻燈は、
この空気が耐えられなくなり純に嘘をついてしまう。

「あ…うん」

純は、麻燈を見つめながら
校舎に消えていった。

「はぁ…純にこんな事したくなかった」

一人重くなった足取りで、
校舎に向かう。

3階まで上がる階段も、
靴箱もすべてがいやに見えてくる。

「だるいなぁ」

保健室の横を通る。

それから、階段を上がり、
歩いていると教室が見えてきた。

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