*Long messerge*上
唯が立ち止まった、
ベンチらしき場所は、麻燈が全然知らない場所だった。

「てかここどこ?」

麻燈は、不思議そうに聞く。

「えーっ……
あたしの秘密基地かなぁ???」

唯は、笑いながら言う。

確かに秘密基地といえば、
秘密基地だった。

周りは、木が丁度いいぐらいに囲んであって、
その真ん中に4人ぐらいが座れるベンチが一つだけある。

ただ、それだけの場所だった。

「そっかぁ……
でも、いい場所見つけたね???」

麻燈は、唯に笑いかけた。

「そうでしょ???」

唯も得意げに笑っていた。

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