あなたのお世話係ですっ★
最初の一歩
「「行ってきます!!」」

今日から私、宮田真衣は 
高校生になりました!!
(すっごい桜がキレイ・・・)

なんて思いながら歩いていると・・・

「真衣~!!まぁぁいぃぃー」

「あっひかるちゃん~」

「よっ!!今日から高校生だよ~!!気分超アガる~!!」

私の親友の、高橋光。小学校の頃からの親友で
髪はショートで少し茶色め
背は少し高めで大人っぽい感じの、すごく活発な子
同じ歳なのに、お姉ちゃん的存在ですっ

私の高校は共学だけど、5,6年前にできたばかりで
とても校舎がきれい。
これから毎日、春が終わるまでキレイな桜が見える校舎で
勉強かぁ♪

なんて考えながら歩いていたらもう
入学式が行われる 体育館に着いちゃった!

人結構多いなぁ・・・

このみんなと3年間過ごすのかぁ・・・

3年後、卒業式の時までには少しでも成長してるかなぁ

してると・・・いいな。

またいろいろ考え事してるうちに、さっさと入学式は終わり・・・

自分の教室に行く。
昨日、自分が何組なのか知って、光ちゃんとも同じクラスの
A組だった。
A組の人はどんな人たちなんだろう。
少しの期待と、少しの不安を交えた気持ちのまま
自分のクラスに行く・・・

「ねっ、真衣?なんか改まるけど、これからもよろしくねっ」

「えぇっ?うん!だって光ちゃんは私のお姉ちゃんだもん」

「よしよし♪真衣は可愛いねぇー」

「そ、そんな事ないよっっ!」
こんな他愛ない会話をしながら・・・
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