あなたのお世話係ですっ★
ガラガラッ
「おぉ~~」
「きましたぁっ!!」
はて・・・。
入るなり、私と光ちゃんを見てそう言ったクラスの人達。
「みんな真衣ちゃん、光ちゃんの名前は知ってるよ!」
「はぁ・・・。」
これまたチャラそ~な人の声。
私が何も言えずに戸惑っていると
「ちょっとちょっと!!真衣はこういうの苦手なんだから!ていうか
いったい何?何のこと?」
ひっ光ちゃん!!すっ、すごい・・・
この大勢の人を前に良くそんな・・・
「え?知らない?『ビューティープリンセスクラブ 華組』と『空組』のこと」
はぁいぃ?何のことですかそれは。
「何それ。知らない・・・けど」
そう光ちゃんが言うと、チャラ君は説明しだした。
そのクラブは、誰でも入れるけど
部長の香恋(かれん)さんに招待された人は
ランクS となる。
ランクは、A B C S とあって
Aは、普通にカワイイ子、それから少しずつランクが上がっていき
Sの、選ばれた子は毎週開かれる
ビューティープリンセスクラブの男子バージョン
クールプリンスクラブとのパーティーに行って
交流を深める・・・
ん??何?それがどうかし・・・・
「はぁぁぁ!!??それがどうしたのよっ」
ひ、光ちゃん!!ま、落ち着いて聞こうよ。!!
「いやぁ・・・だ、だから、2人はランクSに選ばれた・・・んだよ。」
「「えぇぇぇぇぇ」」
私と光ちゃん、同時に悲鳴に近い声を出してしまった・・・。
どっどうすればいいの!?