私の彼氏はお兄ちゃん
「あのな………」

「もぉ―、そ、それよりハンバーグ!
ハンバーグ食べよ。」

私は………逃げた。
お兄からも……。

唯、さんからも…。


どうしても…聞きたくない。
お兄の口から…お兄の言葉であの人のこと、聞きたくない。

私はリビングへ急いだ。
テーブルの上にはたくさんのおかず。
ハンバーグに…サラダにパン…それから白身魚のホイル焼きにコーンスープ…キッチンにはデザートらしきケーキまで。

「うっわ…なんだこれ…!」

お兄もリビングに来てテーブルをみてビックリしてる。

「一体、どうしたの?ママ。」

「ふふっ♪今日はね、パパとプロポーズされた日なの。」

顔を赤らめて言うママの姿はもう乙女である。

ママはすごく綺麗。
それから…お兄によく似てる。

私はあのお兄と似てる笑顔が大好き。
私まで幸せな気分になるから。

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