小さな私の恋
そして、真央ちゃんと教室に入った。
真央ちゃんは私の席を探してくれた。

そして、静かに座ってるとたくさんのひとが、教室に入ってきた。

そして、チャイムが鳴った。
ガラガラ・・・・
担任らしきひとが入ってきた。そのひとは男。180くらいある身長で、スラッとしている。めがねをかけていた。

私の席は見事に一番前。キモィ男子の隣。
ついてないなぁ~そう思った瞬間、先生と目があった。
『ちょっと立って前にきなさい。』っていわれた。
ウゲー…あいさつすんのかよ。恥ずい…。

『えっと、新しい仲間もいるので紹介しておきます。名前は…重本苺だっけ?』
『え、あ、ハイ。』『じゃあ、自己紹介をどうぞ。』
ちょっと、無茶振り過ぎないかぁ?ま、早くおわらせよっと。
『重本苺です。第一区域から来ました。よろしくお願いします。』
と超ー簡単な挨拶をした。真面目ちゃんに見えたかな?

『好きな食べ物は?』は?一瞬固まった…。何言ってんの?この先生。とりま・・・
『オムライスです。』と言った。
『嫌いな食べ物は?』また~?この先生頭大丈夫?早く終わらせろよーって思いながらも…
『グリーンピースです。』なんて答えちゃった。と思ったら…
なんかみんな笑ってる・・・。なんで?私何かした?
『さすが苺ちゃん!』って聞こえた。やっぱりあの男の子だった…。
そして、私は席に着き、先生の話も終わって、休み時間になった…。

私はしゃべる相手なんて到底、いないから席に座っていちお持ってきた小説を読んでいた。
そしたら、『苺ちゃん?ちょっと来てくれない?』とショートカットの似合う女の子に言われた。『ハイ』と本当の私をまだ隠して、真面目風に答えた。

言ってみると、女子が7~8人くらい集まっていた集団。
何を言われるのかあせったけど、すぐにその不安は消えた。
『苺ちゃん超ーかわいい!友達になろうよ!!私はまりな☆』とあのショートカットの女の子が言い出した。その一人から、その集団の子全員が『うちもうちも!』と言い出してきた。


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