I -私-
リビングに行くとおなじみのワイドショーがやっていた。
話題は連続通り魔についてだ。
「昨夜、悲しいことにまたもや連続通り魔の魔の手にかかった少女が出ました。名前は北条麗華さん。17歳。北条さんは、近所の本屋へ行って帰るところを襲われたもようです。犯人は今だ捕まっていません。皆さん、夜道は十分注意して、なるべく明るい道を選んで歩きましょう。」
アナウンサーの悲しみにくれている様子が妙に演技がかっていて正直不快な感じだ。
それと同時に麗華ちゃんが殺されたという事実は、あまりにも衝撃的で、私の頭の中は真っ白でただ、TVの前でボーっと突っ立ている私がいた。
TV画面には麗華ちゃんの顔写真が映る。
昨日見た麗華ちゃんとまったく同じだ。
「麗華・・ちゃん。」
「麗華ちゃんって・・・やっぱり、この子、昔仲良くしてた子??」
「うっうん。そうみた、い・・・。」
「可哀想に・・。通り魔に遭うなんて・・。あんたも気をつけなさいよ。」
と言い母は、台所へ行ってしまった。
私はしばらくその場から動けなかった。
もしかして、これは、彩子ちゃんの口封じ??
麗華ちゃんの口から、イジメについて話をさせたくなかったの??
それともただ、復讐??
私は、ますます訳が分からなくなってしばらくその場を動けなかった。
話題は連続通り魔についてだ。
「昨夜、悲しいことにまたもや連続通り魔の魔の手にかかった少女が出ました。名前は北条麗華さん。17歳。北条さんは、近所の本屋へ行って帰るところを襲われたもようです。犯人は今だ捕まっていません。皆さん、夜道は十分注意して、なるべく明るい道を選んで歩きましょう。」
アナウンサーの悲しみにくれている様子が妙に演技がかっていて正直不快な感じだ。
それと同時に麗華ちゃんが殺されたという事実は、あまりにも衝撃的で、私の頭の中は真っ白でただ、TVの前でボーっと突っ立ている私がいた。
TV画面には麗華ちゃんの顔写真が映る。
昨日見た麗華ちゃんとまったく同じだ。
「麗華・・ちゃん。」
「麗華ちゃんって・・・やっぱり、この子、昔仲良くしてた子??」
「うっうん。そうみた、い・・・。」
「可哀想に・・。通り魔に遭うなんて・・。あんたも気をつけなさいよ。」
と言い母は、台所へ行ってしまった。
私はしばらくその場から動けなかった。
もしかして、これは、彩子ちゃんの口封じ??
麗華ちゃんの口から、イジメについて話をさせたくなかったの??
それともただ、復讐??
私は、ますます訳が分からなくなってしばらくその場を動けなかった。