I -私-
しばらくして、美月から電話がかかってきた。



「もしもし。」



「あっ!!沙羅!!ニュース見た??」



「通り魔事件、麗華ちゃんの事だよね・・??」



「そうそう・・。もしかして、彩子ちゃんの事と関係があるのかな??」



「わかんないけど、私は何となく関係があると思う・・。」



「私も沙羅と同じくそう思う。ねぇ、警察に行って見みない??」



「えっ??警察??」



「何か、手がかりが掴めるかもしれないし、それに私達にもこの事件、関係ない訳じゃなさそうだし・・・。」



「確かに・・。」



「よし!そうと決まればすぐ行こう!!1時に沙羅の家に行くね!!」



「うん!!」



と私が返事をした時にはもう電話は切れていた。
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