ラブ☆シェア
「点滴と薬を飲んで安静にしてれば回復するわよ。
インフルエンザじゃないから、安心して。
じゃ、私は行くわね」
「サンキュ、姉貴」
病室で、隼人のお姉さんに処置をしてもらい、
隼人と2人、
点滴を受ける彼女に付き添っていた。
「珠樹、バイト、いいのか?」
「あぁ、遅れて入るって、おじさんには伝えてある」
「それと、木村先生には?」
「あぁ、理子を通じて連絡入れてもらったから、もうすぐ来んじゃね?」
ベッドの傍で、話す俺たちの声で、
「う、うーん・・・・」
彼女がゆっくりと目を覚ました。