ファーストキスは蜜の味。

少しゆっくりしたあと、あたしは助手席に移動させられた。


せっかく気をつかったのに、助手席じゃないと落ち着かないんだってさ。

彼女とか、よく乗せてるのかな。


「なに?」

いつのまにか運転する横顔にみいっていた。

あたしは慌ててまえに向きなおした。


そういえば…
――…恭兄から彼女がいるって話し、聞いたことないな。


でもいるんだろうな。


昔みたいに……


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