春夏秋冬



この一言だけでも、安心できた。


誰だか知らない、でも優しい人。


春哉からもらった指輪が光る。


あたしはこの指輪に込められた

思いがわからないけど、絶対見つけてやる。


だから、この状況に堪えてやる。


「さっ、紫奈ちゃんだっけ?」


総長はあたしに顔を近づけてきた。


「綺麗な顔してんな」


顔を強引に、あげられ唇を奪われた。







-なんで?





< 74 / 166 >

この作品をシェア

pagetop