【完】メガネちゃんの秘密
「よし、じゃあ決定ね」

「ゔっ……」


「今週の土曜日、10時に駅前に集合ね」


「分かった、よ……」


「土曜日、遅刻しないでね、先輩?
じゃあね♪」



小悪魔はニカッと爽やかな笑顔を浮かべると、あたしにメガネを掛けて教室を出て行った。





はぁー……
サイアク……



何であたしが小悪魔とデートなんかしなくちゃいけない訳……





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