Flower -光を探して-
今まで恋愛経験が、無いに等しい私。

ドキッとして瞬時に下を向き、戸惑ったのは言うまでもない。



少しずつ顔を上げてみると、良平はとても爽やかな笑顔を向けていた。

お店の落ち着いた雰囲気によく似合っている、白と黒の制服。

身長が高くて制服が似合い、とても大人っぽく感じさせた。



「瞳、私は時間だからお店に出るけど頑張ってね。良平は瞳に変なことしないよーにね!!」

「未央、うっせーよ!」

笑いながら、未央はドアから姿を消した。
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