スマイル~君との約束~
だけど、お母さんは急に倒れた。







持病が急にひどくなって、入院することになった。






私は毎日病院に行って、毎日弱くなってゆくお母さんを見てきた。








そんな時でも、お父さんの話を笑顔でするお母さんがいた。







「ねぇ。なんでそんなにお父さんが好きなの?」






今まで、聞きたくても聞けなかったこと。一回だけ聞いてみたんだ。








「お父さんはね、お母さんを笑顔にさせてくれる素敵な人なのよ」







お母さんは痩せた顔でにこっと笑って言った。








そして、それがお母さんが話したお父さんの話だった。






< 37 / 316 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop