スマイル~君との約束~
「お母さんが亡くなってからですから、7年です」





ここで、お母さんは息を引き取った。







「あの時はつらい思いをさせたね」






先生は申し訳ないように私に言った。







「いえ。先生のせいではないですよ。・・・あの・・・。ここに、“宮野祐介”という患者は、いますか?」







私がそういうと先生の顔つきが変わった。







険しく、びっくりしたような顔で私を見ていた。








「祐介君を、知ってるのかい?」









「・・・はい。ちょっと、知り合いで・・・。やっぱり、この病院だったんですか?」







うちの学校の生徒が通る病院はここぐらいだ。






だから、すぐに分かった。







< 42 / 316 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop