幼なじみに恋をして
家が隣同士で小さい頃から仲が良かったし、クールだけどたまに優しい新司が大好きだった。
だけど、私はきっと新司からしたら恋愛対象外だろう。
それなのに、無理に告白して今の関係を壊すのはいやだから私は告白できずにいた。
「・・・・・よう」
「おはよう新司。」
私がそんな事をおもっているうちに新司が目の前まできていた。
「・・・・なにボケッとしてんだよ。」
「ばーか」といいながら手で私の頭をコンッとしてきた。
「・・・ばっ・・・バカじゃないもん・・ただ考えごとしてただけ!!」
そんな憎まれ口を言いながら私の顔はすでに真っ赤。
「お前・・バカじゃん」
そんな私はお構い無しの新司はそんなことを言いながら歩いていった。
「・・・ちょっ・・・まってよ!!」
私は小走りで新司を追いかけた。