永遠の片想い
「チカ、もうすぐ来るって」


辺りがすっかり夜空に包まれた頃、ミっくんはそう言って立ち上がる。


「近くまで迎え行ってくるわ。シュンはまだ来なさそう?」

「もうすぐ終わるって言ってたよ」

「じゃあ、一緒に連れて来る」


ミっくんは、財布だけを持って部屋を後にした。

残された部屋には、トシと私の気まずい沈黙が広がる。

そんな中、先に口を開いたのはトシの方だった。


「マリちゃん、話したがってたよ」

「え?」


思いもよらない言葉に、思わず私は情けない返事をする。


「俺、コータとも仲良いから、よく会うんだ」

「そう…なんだ」


一体私は、何と答えるべきだったのか。
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