運命の歯車-不思議の国のアイツ-
「・・・すいません。」
コウは、本当に申し訳なさそうな表情で謝った。
「・・・・コウ、よく喧嘩してるよな?」
「違いますよ、ジンさん。喧嘩を仕掛けられるから、しょうがなく、やっているだけです。しかも、ほとんど、リョウのとばっちりです。」
苦笑いのコウ。
「そうなのか・・・。」
残念そうな表情のジン。
「どうしたんですか、ジンさん?」
あまりのジンの残念がりようにコウが尋ねた。
「いや・・・実はな、俺も、もう19だから、いい加減、暴走族やめようと思ってな。」
突然のジンの告白。
「!」
驚きすぎて声にならないコウ。