運命の歯車-不思議の国のアイツ-
極悪非道の暴走族紅蓮。
最近も、何かの事故をメンバーの一人が起こしたと聞いたことがあった。
その時の事故で一般人を殺しているとも。
「ああ、そうだよ。あの紅蓮さ。」
ジンの目の奥に炎が上がるのが見えた。
「もう、危ないことはやめてよ、ジンくん・・・・心配させないでよ。」
アユミが、本当に心配そうにジンの顔を見る。
「・・・・わかってるよ、アユミ。冗談だよ、冗談。もう、喧嘩はしないよ。」
優しくアユミに声をかけるジン。
しかし、そんなジンの目の奥の炎がいまだに消えてないことにコウは気づいていた。