本当の私は誰ですか?恋の魔法をかけられた身代わり姫
『悪い言い過ぎた。たけどおまえは二千翔として俺と結婚するんだ。



お金はいくらでもやる。好きな物を買って贅沢をすればいい。



今までみたいな惨めな生活をしなくていいんだよ。



お金のある幸せを俺が教えてやるよ。』




私は曖昧に頷くしかなかった。




今の私には何処にも行く所がない。




これ以上何を言っても、美晴には分かって貰えそうもない。




このままここにいるのも辛いし、不安な事だらけだ。



たけど、あんな酷い事言われたのに、美晴を一人に出来ないと思った。




美晴、お金だけが幸せじゃないんだよ。




私だって、人を愛する事もしらないよ。




たけど、お金だけが幸せだなんて思えない。




それを美晴に教えてあげたい。







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