本当の私は誰ですか？恋の魔法をかけられた身代わり姫

『二千翔おまえ何考えてるんだ？



二千翔を探そうとしてるなら無理だから。



俺はもう二千翔の事は諦めている。



だから、おまえもソロソロ覚悟を決めろ！



おまえが早乙女二千翔になればいいんだ。』




そんなぁ、なんの為に必死に探してると思ってるのよ。




｢美晴聞きたい事があるんだけど、



美晴と一葉さんの間に何かあるの？｣




『何かって何？言ってる意味が分からない。』




｢私恋愛した事ないしよく分からないんだけど、



一葉さんは美晴が好きなんじゃないかと思う。



美晴と私が一緒にいると、何故か睨まれてる気がする。



このまえもいきなり、いい気にならないでって。



私には意味分からないよ。｣