零の狼-新撰組零番隊-
七種の鎌は、私にも襲い掛かる。

「……!」

距離で言えば、目前にまで接近してきて、初めて察知できるほどの気配。

刹那!

「っっっっ!」

背筋が凍りつくほどの殺気を纏った斬撃が降りかかってくる!

受け太刀というよりは、条件反射による防御の構え。

それによって、私は辛うじて死神の鎌を受け止める事が出来た。

しかし、一撃を捌いたとて安心はできない。

立て続けに、二撃目、三撃目、四撃目!

必死に小太刀を保持したまま、地面をしっかりと踏み締める!

柔な足腰では体ごと持っていかれそうな、強烈な打ち込み!

受け太刀する腕が痺れ、私は思わず苦悶に顔を歪めた。



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