三月の告白
人気も増えてきて。
登校してきたクラスのみんなと他クラスの友達と
みんなで輪になって、色んな話をした。恋話も、修旅の話も、想い出をたくさん語った。
そして、これからの話も。
「ねぇ」
それから先生がきて、不自然なくらい泣くのを堪えすぎて無愛想になってる担任に、廊下に並ぶよう言われて。
佳南はあたしの前に並んだ。
「なに?」
「昨日、うちのポストに付箋入れたの、怜でしょ」
……うん。
実はあのあと、やっぱり見てほしくて、だけど直接渡すのがなんだか恥ずかしくなって、佳南の家のポストにこっそり入れてきたんだ。
「……どう、だった…?」
恐る恐る聞くと、佳南は笑顔で人差し指を立てた。
その先には、
あの人。
「知ってたの??!!」
あたしが叫ぶと、まわりの注目が集まって、佳南は恥ずかしそうに、「シーッ」って言ってから、いつもみたく悪戯っぽく笑った後、穏やかに微笑んだ。