誰よりキミが…
「あぁっっ!!?ごめ…」


私ったら勝手に思い出に浸ってた…!!!


自分でも思う、


アブナイ奴だ…。


「じゃ、じゃあな。また、」



「うん…」



『うん…』といったものの…



私…このままにしたくない。



せっかく会えた。



忘れた思い出が



よみがえった。



ううん



ホントは



忘れてなんかなかった。




ずっと想ってたわけじゃないけど




つらいとき



孤独なとき悲しい時






思い出すのは











   …君の笑顔



だから…




思い切って言ってみよう。




「よ…良かったら、メアド教えてくんない?」




何かが変わるかもしれない。




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