大好きなキミへ
「そういえば・・・・仕事ってなんなんだろう・・・?」







言われてみれば、そうだ。





屋上で仕事なんか、何があんだよ?





「ねぇ・・・もしかして、コレ??」






紙が、ドアの横に貼り付けてあった。






【掃除よろしくな!  小林】






「え・・・・えぇえ~・・・?」





「・・・掃除・・・??」






屋上を見渡すと、ビニール袋や砂が散らかってた。






担任からの紙の下には、親切にゴミ袋まで提げてあった。





「まじかよ~~」




「っていうかさぁ・・・あたしたち、出られるのかな」
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