大好きなキミへ
「・・・・そういや、そうだな・・・」





携帯・・・と、思ったけど・・・鞄は固く閉まったドアの向こう。





聞いてみたら、宮本は教室にあるらしい。




「ま、まぁ・・・終わった頃に、小林来るかもだし」







「・・・・そうだよな。おし、仕事すっか!!!」







それから、俺たちは仕事を始めた。





ゴミ袋の中に、軍手まで入っていたようで。





俺らは黙々と仕事に励んだ。






・・・・・それから、どのくらい経っただろう。






仕事が終了した頃には、もう日も落ちていて、結構真っ暗だった。





「ねぇ・・・・これ、小林来ると思う・・・・??」




「・・・・来ねぇんじゃねぇかな・・・」






「・・・・だよね・・・・」




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