【完】最期の嘘
「りゅー、ブログ更新するから、はい、ロック。」



礼治は無表情で、龍治はピアスの開いた舌を見せ、ゴツイ顔をして人差し指と小指を立てるロックポーズをした。



「これ、明日のアカレディオのネタになるなあー。」



「そだね。りゅーの顔最高。」



二人でアップした写メを見ながら笑っていると、突然携帯が着信をし始める。



「ユータだ。なんだろ。」



首を傾げる礼治に、龍治は軽くとんと肩を叩いた。



「じゃ、先に着替えて帰るわ。」



「んー。」



答えながら、礼治は通話ボタンをポチっと押した。
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