ラブハンター
元気そうだけど…。



「どっか…悪いのか…?」

「あははっ!!久しぶりに顔見せたと思ったらそんな浮かない顔!!ほら、これだよ」



足!?



どうやら捻挫だったらしい。



心臓止まるかと思った…。



「グランドゴルフ大会で張り切りすぎただけだよ」

「ビビらせんなよ…」

「それにしても、我が孫ながらイケメンだわ~」

「イケメンって…」

「ばぁちゃん鼻が高いよぉ~」



まぁ、元気ならなによりだ。



若菜んとこ戻ってやろう…。



「ケント」

「ん?」

「戻ってくる気はないのかい?」

「…………」

「じぃちゃんも歳だ。真剣に考えてみてくれると嬉しいよ」

「わかってる」

「ゆっくりして行きなさい」



俺が戻らなきゃ、ここはどうなるんだろう…。



孫は俺以外いない。



息子も親父以外いないわけで…。



やっぱり戻ろうか…。



「もしかしてケントさん!?」

「ん?」

「こんなに大きくなられて~!!旦那様が最近元気になられた理由はケントさんだったのね~」



昔から働いてる仲居さん…。



< 284 / 340 >

この作品をシェア

pagetop