ミズキカロリー
「今日のゆきみのパンツの柄・・・ヒョウ柄のパンツだ」
「もう・・・うるさいなぁ。黙ってて!」
ゆきみが僕の口につめたオレンジの袋にはいっていたキャンディーは味がなかった。
きっとオレンジ味だろうけど、僕は悲しい味が口の中にじわっと広がった感覚しか味わえなかった。


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