【ホラー】秘密
午前2時。私と玲はいつものように、無人駅のホームで落ち合うことにした。
ちょうど二人の住所からして同じくらいの距離だからというのもあるし、ヤンキーすらいない静かな駅ということで、いつもここで待ち合わせしている。

早く着いたのは私だった。
自販機のコーヒーを二本買いベンチに座る。
予想外に冷たくて私はびくっとした。
< 13 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop