KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
余裕の笑顔を見せた烈拘
「あ、はい…」
昇は、俺をチラッと見てそう言った
…昇は目でもう喋るな、と俺に言っているようだった
「では、そろそろ僕は戻りますね
鋼柳くんも警戒していますし…
あ、それと…」
烈拘は、立ち上がりながらそう言って昇を見た
「…空さんが話したこと、誰にも言わないでくださいね……?
上には黙っておきますが、もし誰かに話した場合は…貴方達の首が飛ぶと思っていてください」
烈拘は殺気を出しながらそう言って、俺はその殺気に反応してしまった
思わず体が動いてしまったんだ
「…!」
昇が目を開くのが分かった