KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





俺は櫻華をすばやく出して、烈狗に向けて振り下ろす





―――キンッ





烈狗と俺の間に何かが入ってきて櫻華を防がれる





「…起きてきたんですか、天守」





やれやれ、というような感じでそう言った烈狗





俺は一旦離れる





「烈狗が殺気出したの分かったから、起きた」





烈狗と俺の間にテディベアを抱えた小さな女がいた





…あいつに防がれたのか?





「…殺気を出しただけで攻撃してくるなんて、さすが殺人人形ですね





じゃ、僕は退散します





昇さん、お大事に」









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