KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





俺は所長に紙を渡しながら聞いた





…ま、念の為な





「いや





まだだけど」





所長は紙を鞄に入れて、また別の紙の束を出した





多分、昇の分だろう





「そうか





なら、いいんだけど」





俺は昇のベッドの端に座る





昇は俺を見て微笑む





「はい、鋼柳





昇の分な」





所長は俺にまた同じような紙の束を渡した









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