愛は要らない


その音を聞いていると、なんだか落ち着いてきて、次第に眠くなってきた


「綾野・・・」

「なん、ですか・・・」


眠りに堕ちる中、遥の声が、聞こえた気がした


「──────」


けれど、なんて言ったのか、よく、分からなかったから


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