すき、と*愛言葉*
「なんか学校が全寮制になったらしい。」
「ぇえっ!!そんなことってあるの!?」
「俺の学校の校長ちょっと変わってるからさ」
こ、校長先生~なんでこの時期に全寮制にしちゃったんだよぉ
「じゃあ私はこの家に一人!?」
ど、どうするの~お母さんよ…若い娘を一人で家に置いてくなんて…ううっ
――よぅし、もうこうなったらグレてやる~!!夜中まで遊んだりしてやるんだからっ!!
「姉貴、姉貴」
私が変なことに燃えてるとこに祐が喋りかけてきた。
「なに…」
んっ、と顎をつきだして手を前にだしているその手には、お母さんの置き手紙がにぎられていた。
それは受け取ると、下の方みてみ?という声が聞こえてきた。