すき、と*愛言葉*


「それは…の続きは?」


首をかしげて聞いてくる。てゆうか、いつのまに家からでてきたんだYO!!


畜生…顔の整ってるやつはなにやってもさまになりやがる…かわいいな、おい



目に力をいれて、睨んでみる。え?なんで睨んでるのかって?それは…


なんか今の顔が可愛くてなんかムカついたからだ!!


「…なんで俺トラに睨まれてるんだ?」


「さぁ?わかんね、姉貴頭がちょっとおかしいからさ」


なぬぬぬぅう゛う゛かっチーん!!そんな効果音が私の頭で響いた。


「おかしいってなによ!!だいたいあんたねぇ…もがもがもが」


しゃ、しゃべれない…なんで!!口に感じる人の肌の感触。


誰かが私の口を手で押さえてるんだ!!←理解がおそい


その手をみると、焼けている肌、ゴツゴツした手。


――私はこの手をしっている。


「トラもういいからさっさと家に上がれよ」

誠だ…、
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