秘密の生徒会探偵団☆
「せや、午後からはカップルで行動せぇへん?」
は、はぁっ!?
何言いやがってんだよ!!勇斗!!
右側に座る勇斗の足を思わず蹴飛ばす。
「ぬっ!!まぁまぁ、そうゆー訳や。
どや?由比」
蹴飛ばされた恨みなのか、変な声をあげた勇斗は俺の足を踏みつける。
「まあ、反対はしないけど……陵に聞いて。」
なっ!!結局きめんの俺かよ!!
「いやっ、俺は!!「なんやなんや〜、照れちゃって〜。かわゆいなぁ♪」
勇斗ぉぉ〜!!
思わず勇斗を引っ張って外に連れ出す。
「まず最初に言う。アホ」
「なんや。せっかくきっかけ作ってやったやん。
文句あんのか?」
文句あるから連れだしてんだよ。
「陵、お前このまんまやったらなんも進展ないで。」
急に真面目な顔をする勇斗に思わず言葉に詰まる。
「んなこと言われたって、幼なじみの関係って、友達以上恋人未満ってもんなんだぞ?
お前が思ってるほど簡単じゃねえんだよ。」
「自分、本気でそんな簡単なこと悩んでるん?」
はい?
そんなもん簡単や。
もう一度繰り返した勇斗になんとなく、緊張が走った。
「付き合っちゃえばええねん。恋人になれば問題ないねん。」
勇斗はそう真顔で言った。