秘密の生徒会探偵団☆
「なんであたしが陵と一緒に行かなきゃいけないわけ!?勝手に外出許可なんてとって!!」
寮の部屋であたしは七海に愚痴を言っていた。
「なんで〜?久々に家に帰れるんだしちょうどいいじゃん。
家もお互い近いんだしイケメンボディーガードがいてうらやましいわ。贅沢いわないのっ。」
そんなこと言われても……よりによって幼なじみというだけの関係。
気まずいといえば気まずい。
「それにさっきから帰る準備してるじゃん。」
ケータイをいじりながら七海は痛いところをついてきた。
「これは……っ。たまたまあたしも帰ろっかなぁとか思っただけで……!!////」
「大丈夫っ。誰にも言わないから♪」
ケータイから目をはなし、七海はニッコリと笑った。
そういう問題じゃないって……!!