秘密の生徒会探偵団☆


とりあえず床に散乱した雑誌やら洋服やらをしまって、あたしは陵を部屋に招き入れた。




「相変わらず代わり映えしねー部屋だな。」


「やっぱ出てって。」




うそうそ。


苦笑いを浮かべながら、陵は部屋にずかずかと入った。





「で、うちに来た目的は?」


「泊まらせてもらうのと、事件について少し語ろうかと……。」




部屋をぐるりと見回して、最終的にあたしをみる陵。


お願いだからそういう目でみないで欲しい。







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