秘密の生徒会探偵団☆
「全く、呆れたものね。」
「え?」
隣を見ると秋野氏をじっと見る七海。
「養子と言えど戸籍上はあくまで娘。
それなのにこの人たちは心配している素振りすら見えない。
それどころか、あの人笑ってる。いったい全体どういうわけ?
信じられない。」
確かに……何か情報が手に入るかもとか言ってるわりには、普通すぎる。
「本当は別の目的があるとか?」
「わからない。
でも、奥さんの方はあまり余裕がないように見えるけど。」
七海があごでさした先には、辺りをキョロキョロとして落ち着きがないように見える。
「確か、あの人が秋野冬香を早く見つけないと、仕事がなくなるって言ってたんだっけ?」
「うん。
娘よりも仕事のほうが大事って感じ。」