薔薇とアリスと2人の王子
「窓を覗いたら、部屋があってね。人がいたのよ。それが長い黒髪の、女の人で! 幽霊だったわ!」
アリスが部屋の中ではっきりと見た人影は、女性だったんだ。それは白いワンピースが見えたから分かったよ。
その女性は長い黒髪を顔の前に垂らして、とんでもない風貌だっとアリスは力説してね。
「幽霊? 面白い事を言うねぇ、アリス!」
と、これはカール。
続いてイヴァンだ。
「ばかばかしい」
「本当よー!」
てんやわんやで揉めていると、3人の上に声が落ちてきたんだ。
「あ、あの~…、すみません~、驚かせてしまって~…」
スローテンポなその声のありかを探すと、そびえる塔の、窓だった。
3人揃って見上げると、たまげた、長い長い黒髪が窓から垂れている!
「きゃあああ! また出た!」
「す、すみませ~ん。私、人間です~」
黒髪に埋もれていた顔が見えて、アリス達を見下ろした。
アリスが部屋の中ではっきりと見た人影は、女性だったんだ。それは白いワンピースが見えたから分かったよ。
その女性は長い黒髪を顔の前に垂らして、とんでもない風貌だっとアリスは力説してね。
「幽霊? 面白い事を言うねぇ、アリス!」
と、これはカール。
続いてイヴァンだ。
「ばかばかしい」
「本当よー!」
てんやわんやで揉めていると、3人の上に声が落ちてきたんだ。
「あ、あの~…、すみません~、驚かせてしまって~…」
スローテンポなその声のありかを探すと、そびえる塔の、窓だった。
3人揃って見上げると、たまげた、長い長い黒髪が窓から垂れている!
「きゃあああ! また出た!」
「す、すみませ~ん。私、人間です~」
黒髪に埋もれていた顔が見えて、アリス達を見下ろした。