セツナイロ


あっ!!

思い出した!




あの時のギャルじゃないかぁーー!!
(詳しくはP86参照)


ここで会うなんてっ…



ひょっとして殴られたりするのかな?

でも…


もうどうだっていいよね…



「ねぇ、アンタあたしらの仲間になんない?」

先程の清楚発言の女が言った。


仲間!?
それってつまりあたしも危ない道入れよ!みたいな??



「か、勘弁くださいっ!!」

両手を合わせて懇願する。


「ん?

こいつ何か勘違いしてねぇか?」

片耳ピアスが眉をひそめた。


勘違い??

かんちがい

カンチガイ

kantiai


「KA.N.TI.GA.I??」

「プッ…

この女意外とアホや!」


関西弁で喋る男。

「ノアちゃんと説明してやれや。」

「そうね。」

ノアと呼ばれた清楚発言女がコクリと首を縦に振った。


「アンタあたしらんとこ不良とか思ってるっしょ?」

あたしは女の言葉に首を何回か上下する。


「やっぱりかー。
まぁ、あたしらは正義の味方みたいなもん。」

ほぇ??
余計に絡まる頭のシコウカイロ。


「まだ分かってない?

つまりね。
不良じゃないわけ。」

ピンと人差し指を立て、自慢げに格好つけた。


「ったく…
理解能力ゼロだな。


俺らはいい奴なわけ。
分かった?」

片耳ピアスが言った。


「まぁ、意味は分かりましたよ…」

「ダメや。
こいつアホやわ。」

ケタケタと関西弁男が笑った。


「まぁ、いいんじゃね?
あたしらの良さはその内分かるっ!」

ニコッと笑う抱きつき女。


ってかあたしはもう仲間に入っちゃったのね!?




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