私の可愛い小悪魔BOY


ピッ

海辺に出て美優に
電話をかけてみた。

ここなら河原はいない。


プルルルルッ


「はいっ!もしもしっ!」


出るの早っ…。

俺はクスクスと笑った。


「拓海?なに笑ってんの?」

「いや…出るの早くない?」

「それは…待ってたから…」


美優の照れたような声が
電話ごしに伝わってくる。

やっぱ可愛いなぁ…。

そう実感した。


「バイトどぉ?」

「頑張れそうだよ」

「そっか…河原さんと一緒?」

「いや?仕事は違うけど…?」


なんで河原のこと聞くんだろ?

疑問に思いつつも
砂浜に座り込んだ。

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