ハツコイ☆血肉色
定説どおり、胸のでかい女は頭の中が空っぽのようだ。


しかし何にせよ、おつむの出来なんてものはどうだっていい。

用があるのは、この女の乳房だけなのだから。



女がワインを一飲みする。

口腔に含まれた液体が、舌の上で粘液と溶け合い、口峡を通過し、食道を流れ落ちる。

女の喉頭がゆるやかに上下している。

その白い首筋から、胸元へと視線を移す。


そこにある、はち切れんばかりの艶やかな谷間が、僕を魅了してやまなかった。




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